遺伝子治療とは
遺伝子治療の対象疾患
遺伝子治療の対象となる疾患は、遺伝性疾患に限りません。
他に有効な治療法がない重篤な疾患、遺伝子治療が重要な選択肢の1つと考えられる疾患など、多くの疾患を対象に開発が進んでいます。
日本ですでに遺伝子治療が治療薬として
承認されている疾患(2025年5月時点)
遺伝子治療の開発が進められている主な疾患(2025年4月時点)
(50音・アルファベット順)
- 異染性白質ジストロフィー*
- 遺伝性トランスサイレチンアミロイドーシス
- ウィルソン病
- 栄養障害型表皮水疱症
- 黄斑部毛細血管拡張症2型*
- オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
- 鎌状赤血球症*
- 加齢黄斑変性
- がん(がんの種類は多数) **
- 血友病*
- 早期大脳型副腎白質ジストロフィー*
- 糖原病Ia型
- 野生型トランスサイレチン型心アミロイドーシス
- リポ蛋白リパーゼ(LPL)欠損症*
- AADC(芳香族アミノ酸脱炭酸酵素)欠損症*
- ADA(アデノシンデアミナーゼ)欠損症*
- βサラセミア*
- X連鎖性網膜色素変性症
ほか多数
*海外ではすでに遺伝子治療が承認されている。**がん種によっては海外のみで遺伝子治療が承認されている。
国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部ホームページより作成
https://www.nihs.go.jp/mtgt/development_items.html